グロービスMBAリーダーシップ実体験

会社に入ってからの忘れられない5つの原体験

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参考文献:グロービスMBAリーダーシップ

”忘れられない原体験”が今働く上で大事にしている価値観に繋がる

ということで

下記の経験が私のMR人生において、特に印象深かった経験です

恐らく、これらの経験が自分の価値観に繋がり、それを明確化することで自分という人間を見つめ直すことができる

①部下を信じ切る姿勢で、部下を正しい方向へと導くコーチング事例

顧客ターゲティングの設定で上手くターゲティングができなかった

自分はシステムのミスと言い訳(今思えばそんなことはなかった可能性が高い)

しかし、当時の課長は自分のことを信じ、自分のミスということは全く疑わずに本気でシステム部にクレームを入れた

「 ここまで信じてくれているのか」と思ったのと同時に、負担を掛けてしまっている、時間を奪ってしまっているという思いも生まれ、次からは「絶対にミスはしない」と強く認識するようになった

②会社の上司、部下以上の関係性を示してくれた事例

自分が派遣切りに合った時に、何時間も深刻に悩んでくれた

いつか機会が来たらまた呼ぶと言ってくれ、その時「自分は部長になっている」と明言

派遣として別の会社に移り、さらにその会社から別の会社に転職することが決まり、少し遠くに転勤することになった

その時に当時の課員を集めて送別会をしてくれた

かっこよすぎる!(今では他社の社員なのに・・・)そこまでしれくれるの!?

しかも、その後も実際に何度も何度も空きが出るたびに声を掛けてくれ、最終的には自分の希望勤務地を叶えてくれる形で呼び戻してくれた

さらには、戻った時に本人は本当に部長になっていた

”いち会社の部下”ではなく「その人人生単位で考える」

自分の野望と自分が関わった人を幸せにする

そんなWin-Winな体現を示してくれた例

③『本気で部下のキャリアについて考えている』という姿勢を見せモチベーションを上げるティーチングからのコーチング事例

大学病院を持ちたいということを上司には伝えていた。

ある日同行してもらった時に、私は部長の部屋を出る際に最後まで手を添えて閉めなかった

「大学担当者ならそこは最後まで丁寧に手を添えて閉めるよ」とティーチングをしてもらった

「本気で大学担当のこと考えてくれているやん!」とモチベーションが高くなり、

それ以降は”どんなドアでも丁寧に閉める”ようになった

部下が”どこに最大のインセンティブを持っているのか”=一番やる気になること

を把握して、それを通じて指導することが効果的だと身を感じてわかった


④自分の強みが目に見えてわかった経験

キーとなる先生と深く仲良くなり、全国1位を取るために色々と協力をしてくださった

本来であれば営業先の成績なんて全く関係ないはずだが、他メーカーMRとは明らかに対応の密度が違うかった

なぜそんなことまでしてくれたのか?

今振り返って思えば『どうやったら役に立てるのか』『どうすれば面白いやつと思ってもらえるのか』を考えて純粋に実行していたからだと思う

多くの先生ではなく『この先生のために』という、まさに自分の強みでもある”親密性”が発揮できた経験であった

この成功体験を通じて、自分の強みである『親密性』を活かしていこうと再認識した

⑤悔しい感情

前述した通り、派遣切りに合った際には送別会をしてもらった

普段は全くそんなことはないのに、なぜか最後に挨拶をする際に涙を流してしまった

しかも、結構な号泣

今のメンバーを別れるのは悲しいと言えば悲しいが、どちらかというと”悔しい”涙であった

恐らく”やり切れなかった”という半端な気持ちが自分の中にあり、その感情が溢れだた

全国1位を取ったのに、そこまでやりきった感がなかった
全国1位を取ったのに、思った以上に評価されなかった(入社できなかった)
全国1位を取ったのに、自分の自信に繋がらなかった

当時は自分の実力で1位を取ったと勘違いしてしまい完全に天狗になっていた

「みなさんのおかげですよ」と口だけで言うのではなく

心の底から謙虚にならないと人は成長しないと思った



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