マネージャーの思考術

「緊急度 / 重要度マトリクス(アイゼンハワー・マトリクス)」

この記事は約2分で読めます。

今のマネージャーはクソ忙しい人が多いと思う。

そんな慢性的業務過多マネージャーが持つべき取捨選択の視点

業務過多の中、すべての仕事をこなすのは現実的ではない。
マネージャーに求められるのは、「いかに上手に取捨選択をするか」 というスキルだ。

その基本となるのが 「緊急度 / 重要度マトリクス(アイゼンハワー・マトリクス)」 である。

緊急度 / 重要度マトリクス

このマトリクスは、タスクを 「緊急かつ重要」「緊急だが重要ではない」「重要だが緊急ではない」「緊急でも重要でもない」 の4つに分類する。

各領域の対応方針

1️⃣ 緊急度高 / 重要度高(最優先)
迷わず最優先で対応する。

2️⃣ 緊急度低 / 重要度低(低優先度)
思い切って放置するか、余裕があるときの軽作業として回す。
 (ストレス解消や気分転換として扱ってもOK)

3️⃣ 緊急度高 / 重要度低(処理・委任)
影響度を見極め、可能なら委任。
 5分以内で終わるなら即処理するのも手。
 他のタスクのバランスを考え、「放置 → 後で謝罪」も選択肢。

4️⃣ 緊急度低 / 重要度高(戦略的タスク)
意識的に時間を確保し、優先的に進める。
 放置するといずれ「緊急度高」にスライドするため、後回しにしないことが重要。実はこの領域に一番意識する必要がある。


このフレームワークを使いこなせば、「目の前の仕事に追われるだけの状態」 から抜け出し、本当に価値のある仕事に集中するマネジメント ができるようになる。

俯瞰できる立場のマネージャーは、1つの問題に対しても一度”抽象化”して本当に解決すべき問題な何なのか?を見極め一般解をだすことが大事!

コメント